今日、このゲームが出来るとは思っても見ませんでしたね。対戦相手のあらふね様も大層気に入ってくれました。よかったよかった。
では、卓上遊戯第三回です。
「DUNGEON TWISTER」 Christophe Boelinger 作
(ASMODEE)
思考性-
★★★★★
運-
★☆☆☆☆
手順-
★★☆☆☆
人数-
2人用
時間-
45分~90分
価格-
3990円
迷宮から自分のキャラクターを脱出、または相手キャラクターを倒すことで得られるVPを先に5VPを貯めたプレイヤーが勝利です。私のインスト能力が低いせいもあるでしょうが、インストしずらいしずらい。
ゲームの流れ
1.自分の手札からアクションカード(2~5まで)をプレイする。
2.プレイしたアクションカードの数値分だけAPが割り振られ、数値内でアクションを起こす。
3.アクションカードを全て使いきったら(全部で4枚)手札に戻す。
手順はたったこれだけ。あら、あっけないのぅ。
しかし、ダンジョンに迷い込んでいるキャラクターは8人(壁を通り抜けられる、鍵を開錠できる、負傷したキャラクターを回復できるなど)。途中に落ちているアイテムは6つ。それぞれに効果が割り振られているからさあ大変。説明するより、横にルールブックを置いてやった方が早いのではないだろうか?つくづく自分のインスト能力の無さを痛感しました・・・。
さて、このゲーム。ダイス不要、カードのランダム引き不要と運要素がほぼ皆無のゲームです。あんまり考え込みすぎると、頭がパンクしそうです。現に、私もあらふね様も長考の連続。箱の45分は絶対嘘だ。
次はゲームのシステムです。このゲーム内で1APで出来ることは・・・
①自キャラに隣接した部屋を表にする(ダンジョンを構成しているパネルは8枚。最初は全て裏になっています)。
②部屋を90度回転させる。
③自キャラを移動させる。
④敵キャラに戦闘を仕掛ける。
⑤自キャラの能力を使う。
⑥アイテムを使う。
⑦ジャンプカードを使う。
です。
その中でも、特に②が重要になってきます。通れない道に仲間を通す、取れなかったアイテムを取る、相手の進行を妨害するなど、使い方は自由自在です。まさにキーアクションですな。
戦闘は、手札のカードの中からコンバットカード(+0~+6まで)を出して、キャラの戦闘力の合計で競います。1回やられると負傷(戦闘力0、特殊能力使用不可)、負傷した状態でやられると完全に除外となります。
手順は複雑ではないのですが、選択肢が多いためかなり悩ましいゲーム展開となります。しかし、ダンジョンの雰囲気は抜群で、その上やり込み要素が沢山ありそうです(そのためか、経験者と初心者でのハンディキャップルールがあります)。時間があるときにまたやりたいですね。
しかし、私のウォールウォーカーの暴走っぷりとウィザードおじいちゃんの活躍っぷり、あらふね様のゴブリンの活躍っぷりとメカノークのがんじがらめっぷりは面白かったです。結局メカノークは、一歩も動けませんでしたね(笑)。
しかし結果は、あらふね様のシーフに宝箱を持って脱出されて私の負けで終わりました。いやはや、難しい難しい。よく考えてから動かないと勝てませんね。間違っても、スピードポーションがぶ飲みなんてしてはいけません。
第一回目から随分時間が空いてしまいましたね。ゲームを一緒にプレイしてくれる人が、今の時期中々いないんですよ・・・(結構致命的では?)。
というわけで、卓上遊戯第二回です。
「仮面舞踏会」 中村 聡 作
(遊宝洞)
思考性-
★★★★☆
運-
★★☆☆☆
手順-
★★★☆☆
人数-
3~5人
時間-
45分~90分
価格-
2100円
目的はゲーム終了までに、より多くのポイントを稼ぐことです。ポイントの稼ぎ方は複数あり、ゲーム終了条件も複数あります。え~~、ゲーム自体はとても面白く好きなんですが、非常にインストしずらいです。
ゲームの流れ
1.ターンフェイズ
このターンの行動の順番を任意で決めます。なお、順番によって特殊な効果が付きます。
2.ステージフェイズ
各プレイヤーはオーダー順に、ステージを選んでダンサーを派遣します。ステージによって取れる行動が違います。
3.スペルフェイズ
各プレイヤーはオーダー順に、手札からスペルを使用できます(スペルフェイズで発動可能なスペルのみ)。
4.チャレンジフェイズ
「闘技場」か「塔」にプレイヤーがいる場合、ガーディアン(塔の場合)かプレイヤー(闘技場の場合)に戦闘を仕掛けることが出来ます。
5.イベントフェイズ
「礼拝堂」にプレイヤーがいる場合、イベントカードを発動出来ます。
ゲーム終了条件が満たされるまで、これが繰り返されます。そして、終了した段階で一番ポイントを持っていたプレイヤーの勝利です。ゲームの流れはそんなに難しく無いのですが、カードの種類が沢山なのと、手順を結構踏まなければならないのとで、最初は戸惑うかもしれません。
因みに終了条件は、
①ガーディアンカードの山札が無くなる。
②イベントカードの山札が無くなる。
③ゲーム参加人数の数だけ、スペルカードの山札が無くなる。
の3つです。このどれか1つが達成されたら、終了となります。
戦略が色々あり、自分の仮面(非公開、隠し勝利条件が書いてある)とダンサー(自分のプレイヤー、様々な能力を持つ)の組み合わせによっても変わってきます。非常に、やり込みがいのあるゲームと言うことが出来そうです。しかも、カードの種類も豊富で、私のようなTCGあがりのプレイヤーはわくわくしてきます。
ただ、1回のプレイではそれが掴みにくいため完全に慣れるには何回かやる必要があると思います(慣れるだけなら2、3ターンで十分です)。ゲームの作りはすごくよく出来ていると思います(素人目ながら)。欠点を挙げるとすれば、気分を上げていかないと途中でだれてくるといったところでしょうか。
このゲームは、是非これからも経験を積んでいきたいですね。いやはや、気に入りました。
段々、何のブログかわからなくなって来ましたね・・・(汗)。店主の趣味が一定でないということで納得してください。よろしくお願いします。
さて今回は、この頃密かにブームのゲーム(特に電子ではなく、対人のボード形式のもの)について紹介していきたいと思います。第一回はこれです!
「COLOSSAL ARENA」 Reiner Knizia 作
(Fantasy Flight Games)
思考性-
★★★☆☆
運-
★★★☆☆
手順-
★★☆☆☆
人数-
2~5人
時間-
40分~60分
価格-
2800円
このゲームの大まかな趣旨は、「モンスターにチップを賭けて、自分の配当金を多くしよう」というものです。なお、賭けるのが早ければ早いほど配当金が高くなります。ハイリスクハイリターンは世の常ですね。
ゲームの流れ
1.自分が好きな(有利と思う)モンスターにチップを賭けます。
2.プレイヤーは一人ずつ戦闘カード(観客カード、仲裁カード)なるものを1枚ずつ出していきます。
3.一番弱いモンスターを取り除く(全部のモンスターにカードが出されている場合のみ)。
4.次のラウンドに進む(全5ラウンド)。
この繰り返しでゲームは進行していきます。流れとしては非常に単純です。
しかしそこには、モンスターの特殊能力というものが絡んできます。このゲームには全部で12種類のモンスターがいるわけですが、それぞれに特殊能力が振られています(山札から3枚ドロー、相手プレイヤーから好きなカードを1枚奪う、など)。そして、一番多くのポイントを賭けているモンスターの能力を使うことが出来るわけです。その他に、モンスターの特殊能力を一時的に封じる観客カードや、一度使ったカードを使いまわし出きる仲裁カードなどがあります。
能力や観客カードを使って相手を妨害したり、自分を有利な状況にもっていったり、自爆してみたり(笑)、心理戦が楽しめます。
いやはや、これは大当たりしました。それはもう、バチコーンと。ルールブックを読んだ時点ではしっくり来なかったのですが、部室で先輩方と2、3回やっているうちに覚えてしまいました。ハッキリ言って面白いです。ルールも覚えやすいので、初めての人でもスムーズに入っていけると思います。
皆さんもこのようなゲームに興味があり機会があれば、手にとってやってみることをオススメします。
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性格は、小心者で気分屋。3度の飯よりゲームが好きです。最近はデジタルゲームを捨て、ボードゲームにハマッております。
ファンブル続きの日々でも楽しいものです。
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