今日はいい日でした。いい人と、いいゲームをする時間は素晴らしいものですね。
今回は重量級ゲームをチョイス。お陰で、大学の門限ギリギリまでいました。
では、卓上遊戯第八回をお楽しみください。
「SHADOWS OVER CAMELOT」 Serge Laget & Boruno Cathala 作
(DAYS OF WONDER)
思考性-
★★★☆☆
運-
★★★★☆
手順-
★★★☆☆
人数-
3~7人
時間-
60~80分
価格-
8500円
何とも高いですね。初めて見たときは、だれがこんなもの買うのだろうと思いましたが、まさか自分が買うことになろうとは・・・。
しかし、大金をはたく価値は十分にあるゲームだと思います。
目的は、円卓により多くの白い剣を集めることです。
普通のゲームは、誰が1位になるかを競うものですが、このゲームはプレイヤー全員が力を合わせて、クエストを解決していき、同じ目的に向かっていくというものです。何とも新鮮ですが、これがまた面白いのです。
また、クエストはカードで解決していくのでゲームシステム自体は簡単です。難易度は・・・、別問題です。
ゲームの流れ
1.闇の進行フェイズを以下の3つの内から1つ行う。
①黒カードを1枚引いてプレイする。
②カタパルトを1個追加する。
③1ライフを失う。
2.勇士のアクションフェイズを以下の5つの内から1つ行う。
①クエストに移動する。
②クエストの固有アクションを行う。
③白のスペシャルカードをプレイする。
④1ライフポイント回復する。
⑤他の騎士を告発する。
以上のフェイズを繰り返していき、円卓上に12本以上の剣が並べられたらゲーム終了です。その時白の剣の数が、黒の剣の数を上回っていればプレイヤー側の勝利です。
逆に敗北条件は、
①円卓に7本の黒剣が置かれる。
②キャメロットの周りに、カタパルトが12個置かれる。
③騎士が全員死ぬ。
です。この3つの内、1つでも達成されるとその時点で敗北となりますから、注意が必要です。
このゲームには複数のクエストがあり、それが同時進行していきます。ランスロットの鎧を探しに行っている間に、聖杯が落ちそうになります。カタパルトを破壊している間にも、ピクト人やサクソン人が攻め込んできます。はっきり言って、いっぱいいっぱいです。プレイヤーは相談をしながら、役割分担をして各クエストに挑んでいくことになります。例えば、1人が聖杯探索に行っている間に、後の2人はエクスカリバーの探索に向かうといった感じです。といっても、カードの回りが悪ければどうしようもないのですけれでね。
しかし、闇の進行は容赦なく進んでいきます。ターンの最初に黒のカードを引くのですが、これを引くと確実に事態が悪い方向に進みます。勘弁してほしいです。
各クエストには報酬があり、成功すると白剣が増えたり、カードを引けたり、ライフを回復したり出来ます。しかし、失敗すると黒剣が増えたり、ライフが減ったり、カタパルトが増えたりします。ですので、失敗ばかりしていると、あっという間に敗北です。
それだけでもきついのに、「裏切り者」がいる可能性があるのです。裏切り者は騎士として動きつつ、裏では騎士たちを敗北に導こうとします。こいつがいると、より難易度が上がります。
また、キャラクターが7人いるのですが、各キャラクターには小さな特殊能力が備わっています。それを有効活用していかなければいけません。
今回のゲームには、私・緋炎様・ぴろしき様・仁庭様の4人が参加。裏切り者は無しでいきました。
1回目のゲームは、開始早々にエクスカリバーが落ちてしまい、カタパルトがどんどん置かれていってしまいました。ランスロットは何とか手に入れたものの、聖杯クエストはほぼ絶望的な状況。私扮するガラハッド卿の特殊能力(白のスペシャルカードをただで使える)も使えず、最悪の状況。手札にスペシャルカードがなければどうしようもありません。あとは泥沼的にクエストに失敗し、最終的には12個目のカタパルトが置かれてしまい、私たち騎士の敗北になりました。
2回目のゲームは、騎士を散らばらせてクエストを幅広くカバー。お陰で、比較的早い段階でランスロットを手に入れ、聖杯も手に入れられないが落ちもしない状況に。ぴろしき様扮するガラハッド卿はスペシャルカードで展開を有利に運び、仁庭様扮するアーサー王の指揮でドラゴン討伐をこなしつつ、緋炎様扮するケイ卿がカタパルトを破壊して時間稼ぎ。最終的に私・ぴろしき様・仁庭様でエクスカリバーの探索を成功させ、騎士の勝利となりました。それでも、ギリギリでした。後1つカタパルトが置かれていたら、こちらの敗北でした(汗)。
いや~~、白熱しましたね。2回目のゲームが終わった後には、記念撮影をしたほどでした。
難しくはないですよ。カードも全部英語ですけれども、ルールブックを見ながらやればいいわけですし、ゲームの流れも単純ですしね。
しかし、考えることは多いです。どうすれば、自分達が有利になるかとか、クエストに挑むタイミングとか。選択肢を間違うと、あっという間に敗北ですよ。
その代わり、勝った時はものすごい達成感があります。
今度時間があるときでもうやりましょう。それなりに時間のかかるゲームですので・・・。
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性格は、小心者で気分屋。3度の飯よりゲームが好きです。最近はデジタルゲームを捨て、ボードゲームにハマッております。
ファンブル続きの日々でも楽しいものです。
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