年末年始も今まで通り、徒然なるままに更新していきたいと思います。さしてやることも無いですしね・・・(テストとかレポートはどうした?)。
では、いつも通り始めましょう。卓上遊戯第十二回です。
「RUNEBOUND 2nd」 Martin Wallace & Darrell Hardy 作
(Fantasy Flight Games、アークライト)
思考性-
★★★☆☆
運-
★★★★☆
手順-
★★★★☆
人数-
2~6人
時間-
120~240分
価格-
5800円
遂に出ました! アークライト様が完全日本語版を出してくれたお陰で、プレイアビリティーが大幅にUPした問題作です。このゲームは・・・、すごいです。
目的は、邪竜マーガスを倒すかドラゴンルーンを3つ集めることです。
このゲームを一言で表すならば・・・、ド○クエです(笑)。キャラクターを操り、敵を倒しレベルアップし、装備を整え、仲間を雇い、ラスボスを倒すといった展開が繰り広げられます。
RPGの醍醐味を、ボードゲームという形で表現した傑作だと思います。
ゲームの流れ
1.発動準備ステップ
タップしたアイテムの復帰、ターンに1回限定の特殊能力の発動許可。
2.移動ステップ
移動ダイスを振り、対応したマークの地形に移動することができる。
3.アドベンチャーステップ
アドベンチャーカウンターのあるマスに入ったら、アドベンチャー(モンスター、遭遇、イベント)に挑むことができる。
4.マーケットステップ
都市に入ったら、アイテム購入、仲間雇用、体力・疲労回復を行うことができる。
5.経験ステップ
一定以上の経験点を払ってレベルアップすることができる。
基本的な流れは以上です。
ゲーム中のほとんどの行動は、ダイスで決まります。この辺は、アメリカンゲームの特徴と言えます。私はこういう、自分の力だけではどうしようもないところが大好きなのですが、人によっては敬遠されるかも知れません。
まずは移動です。移動ダイスと呼ばれる6面ダイスを5個振ります。ただし、1ダメージ・1スタミナでも受けていれば、ダイスが1つ減ります。各面には複数のシンボルが描かれており、そのシンボルに対応した地形に入ることが出来ます。また全く振らずに、隣接するマスに入ることが出来ます。なので振ったはいいが、出目によっては全く進めない場合もあります。むが~~、1手番無駄にした~~!
カウンターのあるマスに入るとアドベンチャーに挑むことが出来ます。挑むのならカードを1枚引きます。モンスターカードが出てきたら戦闘です。
戦闘は――
①戦闘前フェイズ
②逃走フェイズ
③射撃フェイズ
④近接フェイズ
⑤魔法フェイズ
の順で進んでいきます。戦闘前に、試練がある場合もあります。また、自分のキャラクターの特殊能力も使うことが出来ます。勝てないと思ったら、逃げることも出来ます。そしたら戦闘開始です。
戦闘は上の順で進んでいきます。自分のキャラクターは3つの内、1つを攻撃として行い、それ以外は防御として扱います。成否はダイスで判断します。10面ダイスを2個振り、2つの出目とキャラクターの数値の合計がモンスターの数値以上になれば、成功です。攻撃ならモンスターにダメージを与え、防御なら何も起きません。失敗すると、どちらの場合も自分にダメージです。グハッ・・・。
戦闘に勝てば、経験値と報酬を手に入れます。また、モンスター自体がアイテムになる場合もあります。負けたら・・・、言うのも恐ろしいことが起きます。でも、死にませんよ? また都市から復帰します。
またカードにはモンスター以外にも遭遇カードというものがあり、これは自分に有利な事件が起きたり、不利な事件が起きたりします。これもダイス処理するものが多いです。
また、イベントカードというものもあります。これは、フィールド全体に効果が及ぶものです。アイテムの価格が倍になったり、森に入るたびに1スタミナ喰らうといった中々厄介なものが多いです。
アドベンチャーには緑・黄・青・赤があり、難易度別に分かれています。1つ進むと段違いなほど強い敵が出てきます。因みに、マーガスやドラゴンルーンを持った敵は赤にいます。生半可な強さじゃ敵いません。
都市に入ったら、マーケットカードを1枚引き、自分のいる都市に並べます(都市ごとに分かれています)。アイテムや仲間には価格が書かれており、所持金を払うことで手に入れられます。当たり前ですが、高いものほど効果もすごいです。
アイテムにも色々種類があります。能力・ダメージ値を上げる武器、相手からのダメージを減らす防具、体力回復・ダイスを振りなおすアイテムなどです。うわ、欲しいけどお金ナッシング・・・。
仲間には純粋に戦闘に参加する以外に、特殊能力を持ったキャラもいます。戦闘に参加させることも出来ますが、純粋に壁にもなります(非道っ!)。クックック・・・。
そして、お待ちかねのレベルアップです。一定以上の経験値(人数によって変わる)を払って、ライフ・スタミナ・射撃値・近接値・魔法値のいずれかを上げることが出来ます。どれをあげようかな~~♪
そして何とこのゲーム、PKが出来るのです(同じマスに入った場合)。キャラクター間の戦闘は特殊ですが、基本は同じです。勝った方は相手から、アイテム・ゴールドを奪うことが出来ます。赤ネームはこっちに来るな~~!
最後にキャラクターです。全部で12人もいるのですが、全員能力値や特殊能力、スキルが違います。近接の得意なキャラ、魔法が得意なキャラ、先制攻撃を仕掛けられるキャラなど色々います。見た目にも筋骨隆々の戦士、女魔道師、怪物の盗賊など色々です。はっきり言って、世界を救うのがおかしいキャラもいます。
ルーンバウンドの真骨頂は、カードに書かれたフレーバーテキストです。ボードゲームには珍しく、かなり緻密な世界観が組まれています。GMのいないTRPGのような感じです。
今回はぴろしき様、香月様、桃葉様、YOU様、私のなんと5人プレイ! 合計4時間もかかりました。
ぴろしき様-
ボグラン(射撃が得意、逃走に自動成功)
香月様-
イェーズ(近接・魔法が得意、攻撃成功時に追加ダメージを与えられる)
桃葉様-
ワンフィスト(ライフが高く近接が得意、戦闘ダイスを振りなおせる)
YOU様-
ローナン(射撃が得意、移動ダイスを振りなおせる)
私-
アスタラ(魔法が得意、魔法の先制ダメージを仕掛けられる)
面子はこんな感じでした。
開始早々3ダメージを喰らった私を尻目に、他の方々は順調な滑り出し。私の操るキャラクターですが、魔法フェイズは最後のため、どうしてもダメージを喰らってしまいます。
経験値、ゴールド共に順調に稼ぐぴろしき様、香月様。順調なのに、時々大ダメージを喰らいピンチに陥る桃葉様。得意な射撃が当たらず、黄泉の国へ行きまくるYOU様。死にこそしないものの、常にすかんぴんの私。始終こんなかんじでした。
途中、暴走した香月様がYOU様に攻撃。しかし、返り討ちに合うといった事件がありましたが、その一方でぴろしき様が、順調にドラゴンルーンを集めリーチ状態。このままではまずいと思った私が赤に挑み、マーガスを引き当てるもダイス目が走らず、1ターンでケシズミにされました。ぷし~~。
最終的にはぴろしき様が、3つ目のドラゴンルーンを集め、終了となりました。
ふぅ~~、お疲れ様でした。しかし、勝てないなぁ~~。
とりあえず、このブログに書かれたゲーム結果とか見てると、やりたくなるのよ…(T-T)
うむ、結構力入れて書いてるからな。因みにこの記事を書くのに2時間かかった。まあ、年越したらまた一緒にやりましょうや。
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性格は、小心者で気分屋。3度の飯よりゲームが好きです。最近はデジタルゲームを捨て、ボードゲームにハマッております。
ファンブル続きの日々でも楽しいものです。
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