だいぶ卓上遊戯のネタが溜まってきたのですが、いかんせん更新する気が・・・。中々大変なのです。まあ、徒然なるままになのでご了承ください。
それでは、卓上遊戯第十回です。
「GESHENKT」 Thorsten Gimmler 作
(AMIGO)
思考性-
★★☆☆☆
運-
★★★☆☆
手順-
★☆☆☆☆
人数-
3~5人
時間-
20分
価格-
1500円
「GESHENKT」とはドイツ語で、「プレゼントされた」という意味らしいです。ゲームの内容を、ピンポイントで皮肉っているタイトルだと思います。
目的は回ってくるカードをなるべく取らないようにすることです。単純な流れの中に、大きなジレンマが横たわっております。
ゲームの流れ
1.山札からカードを1枚めくる。
2.引き取るなら自分の前に置き、取らないのならチップを置き次の人に回す。
(誰かがカードを引き取るまで2を繰り返す。引き取ったプレイヤーが再び山札からカードをめくる)
これが繰り返されます。手順が星1つというのも納得です。
3~35までのカードがあり、カードに書かれている数字がそのままマイナス点になります。ですから、あまり引き取りたくはありません。そこでチップ(1枚1点の計算。最初は11枚持っている)を置き、マイナス点の擦り付け合いが起こります。また、カードを引き取る際には乗っているチップも貰えるので、時々はチップの補給もしておかなければなりません。
このゲームには2つのいやらしい工夫がされています。
1つ目は、カードのシークエンス(階段、2枚から)が完成したらその最低値だけがマイナス点になります。例えば、11・20・21・22・25のカードを引き取ったら、合計点数はマイナス56点です。
2つ目は、ゲームの開始時に予め9枚のカードが除かれているということです。自分が望んでいるカードが実はゲームに無い場合があります。これが実に悩ましいです。
因みに、チップが出せない状況に陥ったら、次に回ってきたカードは強制的に取らされてしまいます。チップ3枚で35はいらない~~!
小さいカードで被害を最小限に抑えるか、大きいカードでチップを儲けながら上手くシークエンスを作るか、という戦略もあります。
仁庭様・カルディアー様・香月様・YOU様・私で卓が立ちました。
1回戦は何の変哲もなく悲鳴が飛び交い、チップの補給とカードの引取りをバランスよく行った私が勝利。かたや、仁庭様がマイナス80点を突破し最下位。中々厳しいです。
2回戦は大きい数字を集めていた私が不発に終わり、小さい数字で攻めていたカルディアー様が勝利。なんと合計がプラス2点でした。すごいです。
一度だけ出たんよ、カルディアー様が。引き取ったのが4とか5で、それ以外は取らなかったからプラスになったんだが。
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性格は、小心者で気分屋。3度の飯よりゲームが好きです。最近はデジタルゲームを捨て、ボードゲームにハマッております。
ファンブル続きの日々でも楽しいものです。
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