最近、部室の人数が安定しません。人が多いために、ゲームができないといった事態に陥ってます。嬉しいやら、悲しいやら、不思議な感じです。
まあ、気長にいきましょう。卓上遊戯第十五回を始めましょう。
「Buccaneer」 Stefan Dorra作
(QUEENGAMES)
思考性-
★★★★☆
運-
★★☆☆☆
手順-
★☆☆☆☆
人数-
3~5人
時間-
30分
価格-
3000円
目的は商船を襲い、財宝や金貨を奪い、より多くの金を集めることです。単純な流れの中に、深い戦略が隠れています。
ゲームの流れ
○自分のコマ、または自分のコマが一番上に乗っている組合を別のプレイヤーのコマ、または別の組合の上に重ねる。
○(適正人数なら)船を襲う。
手番には、このどちらかを選択して行います。ただそれだけです。
最初、各プレイヤーの前には5人の海賊が並んでいます。そして海賊には、数字が書かれています(2~5、?)。これは、船を襲ったときにもらえる給料を表しています。
この海賊が積み重なっていくと、船を襲うための組合がつくられていきます。注意といたしましては――
○下に置かれている海賊を見ることはできない。
○組合を動かす場合は、自分のコマが一番上にないと動かせない。
○襲撃が終わるまで解散することはない。
○あまり重ねすぎると、反乱が起きる。
といった感じです。そして、海賊が集まってきたら、愚かな商船の襲撃タイムが始まります。あ、因みに襲撃は自動的に成功します(笑)。
場には3枚の船カードが並べてあります。船カードには、襲うのに必要な海賊の最低人数、襲った後に得られる金額、そして得ることの出来る財宝が書かれています。
もしも手番で船を襲ったならば、カードに書かれている金額と財宝をリーダーが受け取ります。財宝が2つ書かれている船を襲った場合は、1つをリーダーがもらい、もう1つを副リーダー(上から2番目のコマ)がもらいます。ただし、リーダーはおいしいことばかりではありません。
何故なら、組合のメンバー全員に給料を払っていかなければいけないからです。
先にも述べたとおり、各海賊には数字が書かれています。襲撃に参加した海賊には、この数字分だけの給料が配られます。結果的に、全員に給料を払った後の余りがリーダーの取り分になります。
ですので、もしも高給取りが多いグループで襲撃した場合、リーダーが赤字になるといった最悪の事態が考えられます。また、?の海賊は船によって給料が違います。最悪、一人で6デュカもの金額を取っていく場合があります。
ですので、どんな海賊が組合にいるかということは覚えていなければいけません。だ~~、今回も赤字じゃ~~!
船カードが全部襲われたらゲーム終了です。
財宝(剣、飾台、樽、宝箱)は、その財宝を一番持っているプレイヤーだけが書かれている金額を受け取ることができます。それ以外は、1枚1デュカで計算します。
最終的に一番金を持っているプレイヤーの勝利です。
いかにして相手への振込みを避け、自分だけがおいしい思いをするか。中々、戦略が必要とされるゲームです。
今回は、緋炎様、柊様、緑兎様、赤うさぎ様、私の5人で襲撃を行うこととなりました。
このゲームでは、積み上げすぎて動かすコマが無くなり、手番が回ってこないプレイヤーが続出しました。私は財宝目当てで襲撃し、赤字になることが多かったです。その一方で、緋炎様、赤うさぎ様、柊様はこつこつと金貨を積み上げていく始末。ヤバイ・・・。
しかし最後に精算してみると、緑兎様が一番稼いで勝利となりました。くっそ~~、1デュカ差だった・・・。
まだまだ、研究の余地のあるゲームですね。難しいです。
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性格は、小心者で気分屋。3度の飯よりゲームが好きです。最近はデジタルゲームを捨て、ボードゲームにハマッております。
ファンブル続きの日々でも楽しいものです。
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